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クラミジアが完治するまでは性行為は控えましょう

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クラミジアは正しい治療を行い完治するまでは、パートナーとの性行為は避けるようにします。特に症状の出にくい疾患なので、知らない間にパートナーに感染させてしまいますし、自分が完治していてもさらにパートナーからうつされるというピンポン感染につながります。クラミジアは自然治癒すると言われることもありますが、クラミジア治療を行うことなく自然に症状がなくなったという場合はあります。これは症状が慢性化しただけで菌自体は殺菌されていない状態なので、パートナーにはうつす可能性が高くなります。現状はクラミジアが自然治癒することが基本的にはありません。

クラミジアが自然に治る例としては、ほとんどのケースで風邪をひいたときやそのほかの疾患で、抗生物質を処方され服用したときです。抗生物質によってクラミジアの細菌を殺菌してしまうので、その結果クラミジアが治ったという考え方に結びつきます。本人は治療をしていなくても知らないうちに治療行為を行っているということになり、医師の指示のもとでクラミジア治療を処方されているわけではなく、体内にはクラミジア細菌が残ったままで、いつ症状が出てきてもおかしくありません。

クラミジアの症状が現れた時には、自然治癒は期待せず正しく完治するように、医師の指導のもと治療を行うことが大切です。男性がクラミジア感染症からくる尿道炎にかかっている場合は、適切な治療を受けず放置することで前立腺炎をさらに引き起こすことがあります。そのほかクラミジア尿道炎から精巣上体炎を起こすこともあり、副睾丸が腫れてしまう病気なので結果として男性不妊症の原因になります。
女性の場合はクラミジア感染症からくる子宮頸管炎になる可能性があり、適切な治療を受けないことで放置すれば、子宮頸管炎から卵管へ移り卵管炎になる可能性があります。卵管が炎症を起こせば子宮外妊娠の原因になることもあり、骨盤腹膜炎や肝周囲炎になる可能性もあるので、完治をさせるほか手立てがありません。特に女性は今後妊娠をする可能性もありますが、胎児が産道を通る時にクラミジアに感染していることで、新生児肺炎や結膜炎を引き起こす危険性も懸念されています。

クラミジアは非常に感染力も高いので、放置していることでさらに感染を拡大することもあります。性行為はクラミジア感染症が完治するまでは控えるようにし、感染した可能性がある場合はパートナーと同時に受診・治療を始めることが大切です。

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