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性器ヘルペスに感染したらバルトレックスで治療を開始する

バルトレックスは有効成分であるバラシクロビル塩酸塩を配合している、性器ヘルペスに効果がある治療薬です。バルトレックス錠500やバルトレックス顆粒50%などの名目で見ることができ、アシクロビル系の抗ウイルス剤として存在しています。ヘルペスウイルスの増殖を抑える効果がある治療薬ですが、単純疱疹や帯状疱疹・性器ヘルペスを始め水疱瘡の治療でも用いられることがあります。

ウイルスは細菌より小さいので他の生物の細胞内で増殖することができます。ヘルペスウイルスの仲間として、皮膚や粘膜に水ぶくれを作るのも特徴的です。単純ヘルペスウイルスや水疱瘡・帯状疱疹ウイルスがその代表で、ウイルスが粘膜や皮膚の上で暴れ出し、水ぶくれや赤みを生じながらヒリヒリと痛みを発生させます。

バルトレックスはウイルスに効果を発揮する抗ウイルス薬で、増殖を抑えながらウイルスが少ない発症初期に用いればさらに効果を発揮します。初期治療として症状の悪化が抑えられますが、さらに治療も早まるので、いかに早期発見・早期治療が大切なのかが分かります。ウイルス感染細胞内で活性化して、ウイルスDNA鎖の伸長を停止させます。
またウイルスDNAの複製も阻害するため、ダブルで効果を発揮します。同類薬でもあるアシクロビルで、帯状疱疹である患者を対象にして比較実験が行われました。半年後にもまだ痛みが残っている人の割合は、アシクロビルで治療した場合は半数にも減ることが分かっています。

副作用は他の治療薬に比べて大変少ない方ですが、万が一あるとすれば下痢・吐き気など胃腸の不快感があります。また発疹などの皮膚に症状が現れたりめまいや眠気、頭痛も人によっては出たりする可能性があります。血中濃度が必要以上に上昇すれば、精神神経症状が出やすくなるほか、意識が低下や、幻覚や妄想・痙攣などの症状も見られます。腎臓病がある人や腎機能がさらに低下している人、高齢の人は特に注意が必要な薬になっています。診療をした後すぐに服用を開始することができ、早期で服用することによって効果がさらに高くなります。

使用方法や用量は年齢や病気の状態によって変わるので、医師に相談して指示に従うようにします。腎機能の状態によって減量することもありますし、また服用の間隔を延ばすこともあります。継続的に5日ほど服用しても、症状が全く良くならない時はさらに医師に相談することが必要です。また指示された期間は必ず続けること、また症状によっては長く指示されることもあります。途中でやめればウイルスが再発する可能性があり、さらに治りにくくなるケースも見られます。

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